誰のために手にした武器だ?
口論と議論においてあまり負けたことがない自称ソフィストの哲学者です。
僕は昔から「女の子みたい」と言われてきました。それは顔とかではなく、立ち居振る舞いや好むもの色々なことが要因となってですが。そんな私ですから親戚や同級生の父兄からわが母が受けたそしりは多大なものだったと思います。
そんな母が武器を取ったのは私が小学三年生の時。
二人でスーパーに買い物にいったとき、近所のオバサンに
「哲学者くんはいくつになっても女の子みたいだねぇ。お外でもあんまり遊んでないしねぇ(嘲笑)。」
と嫌味っぽく言われたんですね。
そしたら母が
「この子は男の子ですけど?外に出たら男の子、家にいたら女の子ですか?」と一喝してくれたんですよね。
彼女は愛する家族のためにその「言葉」と呼ばれる武器を取りました。
一方守られた私は?
自分を守る為に、自分のチッポケなプライドの為に、あるいは、誰かを傷つけるために………。
そんなくだらない理由で「言葉」と言う武器を取りそして使い続けました。しかも使えば使うほど切れ味は増し、犠牲者は増えるばかり。
学校では[無口だけど、口を開くと説教か毒が出る気難しい人]と呼ばれ(知り合い談)、バイト先では[夜の部の番人]、[派遣辞めさせ屋]、[社員より怖いバイト](社員談)などと呼ばれる始末。
それでも大学生(成人)だから、多少は鎮めています。しかし、ふとした拍子に出てしまうことはあります。
どうせ同じように「武器」を取るならば、誰かの為に、必要に駆られて取ってやりたいものです。
胡蝶の夢
昼寝の時間が日に日に伸び続けてしまって最近では4時間くらい寝てしまっている哲学者です。
最近思うのですが、私達が生きている事の証ってなんでしょうか?
一般的に見れば
[死んでないから生きてる]
わけですが、哲学者チックな言い回しになると、
[俺以外のすべては嘘かもしれないから信じられないし、俺自身が触っているものも嘘っぱちかもしれない。でも、俺がそう思っているこの時俺は生きている。]
とか、
[俺っち人間じゃなくて蝶として生きてるのかもしれん]
なんて形になるんですよね。
あまり関係ありませんが、僕の好きな漫画のなかにこんなセリフがあるんですよね。
「 私は人間だ。人間が人間たらしめている物はただ一つ、己の意志だ。
~~~~~~~~中略~~~~~~~~
私は私の意志がある限り、たとえガラス瓶の培養液の中に浮かぶ脳髄が私の全てだとしても、きっと巨大な電算機の記憶回路が私の全てだったとしても、私は人間だ。人間は魂の 心の 意志の生き物だ。」
悪役の割に行ってることまともでワロタ。
幻聴
最近外に出るのが、恐ろしく感じます。
勿論私の精神は完璧に幸福ですから、異常などきたしているはずはありません。
しかし、最近他人の作り笑顔を見ると、背筋が寒くなります。それは例えるならば、ゴキブリと対面したような気持ちでしょうか?
そして決まってそんなときに、「死ね」とどこからか聞こえてくるのです。
心理学
最近の若者のボキャ貧を嘆いている哲学青年です(おまいう)。
私一応大学生なので、「専攻」がありまして、まぁそれが「心理学」なわけですが…ぶっちゃけた話、いくら勉強しても心は読めません。大学院行って、難しい論文英語で書いて、自分の心の闇と一年くらい戦ってからようやく、他人の心がおぼろげに見える程度(らしい)です。
だから、もし、「心理学」をやってた人に合コン等で会っても、大学院にいった人以外の場合は、絶対に「今なに考えてるか当ててみて~」何て言わないであげてください。何も出来ません。
でも、私は一つだけ見ることができるものを持っています。
それは…「喫煙者か否か」です。
「喫煙者か否か」というのはパッと見た限りではわかりません。匂いについても、デオドラントに凄く気を使う喫煙者の方もいらっしゃいますから、なかなか難しいです。
では、何を頼りに考えるのか?
それは、「口元」とポケットそして指です。
タバコを吸う人の唇を良く観察してみてください。良く見ると先の方が尖っています。
きっとあなたのとなりの喫煙者も唇が尖っていますよ(笑)。
ポケットは、まぁ、常識的にライター、タバコそのものの有無を調べます。
指は、まぁ、ポケットの中身と同じくらいに確率は低いですが、焦げ跡がついてる場合があります。
これらの情報から喫煙者かどうかを私は見抜けます。
まぁ、ね、
「だからどうした」
なんですけどね。
しかもこれは心理学でもなんでもありません。
ただの「推理」なのですから。
何を隠そう私、シャーロキアンでしてね。
パイプ一つから性格を言い当てて見せた場面を読んでからと言うものもうやりたくて仕方ない。そこで、喫煙者を観察し、この「唇を良く見るとわかる」という真理にたどり着いたという話です。
いつの日かホームズみたいに言ってみたいですね…。
「貴方、喫煙者ですね。だって指に焦げ跡があるし、ポケットが四角く膨らんでいる。それに唇が尖っている。
しかも先ほどから少しイライラしてらっしゃいますね?
無理もないでしょう、貴方は家をでてきり一本もタバコを吸えていないのだから。
なぜ吸えてないのが分かったかって?
この辺は歩きタバコ禁止だからですよ。貴方自身もルールを破るようなタイプではないでしょう。
フフフこの家は吸ってもとがめる人は誰も居ません。私と友人しか居ませんからね。灰皿はここですよ(ニッコリ)」
と言って、ホームズは得意満面ワトソンお気に入りの皿を差し出した。
死して屍拾うものなし
俺が死んだら誰が俺の骨拾ってくれるんだろか…。
申し訳ない、年不相応な悩みで。
最近のもっぱらの不安は独り身であることです。「年齢=彼女いない歴」の私がこれから先嫁さんに恵まれる可能性は天文学的数字です。そして、運良く幸せな家庭を築き上げる可能性など、
「どこかの誰かが、独立記念日に祝砲(実弾)を空に打ち上げてその実弾全てが私の空を見上げた眼の球に直撃する」
可能性くらいにしか高くありません。
このままだと、本格的に骨を拾ってくれる人がいないんです。
一人きりで生まれて、ろくでもない世界にニューゲーム。「ウワーン、クソゲー始まったよぉ」と泣き叫ぶ。
死ぬときも一人、「ワシの人生ってなんじゃったんかのぉ…」と息絶えるとき静かに涙を流す。
某氏「ヒトが死ぬときはね 誰にも邪魔されず自由で なんというか救われてなきゃあ 」
悲しすぎるよぉ!
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え?まだ諦めるのは早いって?
「希望が潰えたその時の人の心は何よりも脆くまた救い難い」by.哲学青年
希望など、愛など要らぬ!
夕立
最近の雨模様に心が沈み続けてる哲学青年です。
雨は嫌いですが、雨に因んだ歌にはいいものが多いですよねぇ。
「白雨」
「雨やどり」
「雨の夜と淋しい午後は」
「加速度」…
さだクラスタの為さだ楽曲しかでてませんが(苦笑)。
その中でも「加速度」はさだ楽曲の中でも1、2を争う名曲だと私は思います。
では恒例の歌詞貼りから。
http://j-lyric.net/artist/a0004ab
さすが別れの歌を歌わせたら天下一ですね。
特に私がお気に入りなところは、
「最後のコインが今落ちたから今迄の全てがあと3分ね」
のところ。
僕の時代はもう携帯ですし、公衆電話も一分弱しか話せない時代だったものですから、この気持ちを実際に感じることはできません。
少しだけ残念な気がします。
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それにしても、主人公が納得しているからいいものの、「最後にピリオド」打たなかったのはどうかと思いません(笑)?
このままだと主人公は、未練たらたらであの雨の日のドラマを雨が降る度に思い出す羽目になりますよね(笑)。
まぁ、そういう話を書いちゃうのがさださんのいいところですがね(グジグジした主人公みたいな笑)。
(縁切寺然り、修二会然り…)